中学生の集団塾のメリットに対する考察

私(塾長)自身、中学生の頃は集団塾に通っていて、大学生になってから集団塾(個別も担当しましたが)の講師をし、自分の塾でもかつて集団授業を提供してきました。しかし、いつの時代も、なぜかしっくりこなかったので、自分の塾では、通いホーダイという「自立学習」に切り替えました。

ここでは、しっくりこなかった謎を解くべく、インターネットに掲載されている集団塾のメリットを集めて、考察してみました。あくまでも塾長個人の考察ですので、「こういう考えの人もいるんだな~、へ~」と思っていただければ幸いです。

※ここでお話しする集団塾は弘前限定ですので、他の町の集団塾にはあてはまらないかもしれません。

 

 

メリット①カリキュラムが整っている。

(塾におまかせできる)

・わかっていることでも、塾の解説を聞かなくてはいけない。

・自分の能力に応じて、勉強内容を変更できない。もっと伸びることができたはずなのに、塾の枠にはめられてしまい、もったいない。結果、大学受験で戦えない。

・おまかせするということは自分で何も考えなくてもいいということ。計画を立てる経験をせずに進学することに。

・弘前の集団塾の問題点は、高校講座に集団授業がないこと。「中学生までは集団授業はできるけど、高校は映像授業を受講してね」と突然はしごを外される。今まで集団塾の授業で勉強のリズムを作ってきた生徒が、中学卒業後の1ヶ月で、切り替えができるのか?どうせ高校講座がないのであれば、中学生から自分で勉強できるようにした方が良い。集団塾にどっぷり浸かってしまうと、高校に入ってからリズムが作れず、伸びない可能性が高くなる。高校講座に難関大学まで対応した集団授業を持っている集団塾であれば通う価値はある。映像授業の利用価値はあると思うが、「YouTube」や「スタディサプリ(月額税別980円)」「学びエイド(月額税別1500円、年払いだと月額約820円)」など低価格なものを、苦手な教科に限って、補助的に使うだけで十分。

 

メリット②うまい解き方を簡単に手に入れることができる

・講師の説明は、たいていのことが解説に書いている。自分で解説を読み考える勉強法を身につけることで、難しい問題にも一人で挑戦することができる。誰かから教えてもらうことを待っている状態だと、機会損失が生じる。

・自分でイチから考えなくても良くなってしまう。知識が定着しにくい。

 

メリット③裏技を教えてもらえる

・裏技は最小限にしないと考えるチカラが身につかない。裏技を知ることで、考える機会が奪われる。

・中学生のときにしか使えない裏技は覚えない方がいい。高校で成績を伸ばせない。

・裏技で短縮できる時間なんてたかが知れている。それよりは、時間のうまい使い方を考えた方が、より多くの時間を生み出せる。

・裏技よりも複数の正攻法の解き方を知っている方が得。

 

メリット④熟練講師の授業で、楽しく授業が受けられる

・勉強は辛く、楽しくなく、孤独な作業である。一人で頑張ることを身につけていなければ、高校、大学、社会人になってからも、誰かに楽しく教えてもらわないと(お金を払わないと)勉強を進められないという事態になってしまう。

 

メリット⑤他の子と切磋琢磨できる

・繰り返しになるが、勉強とは孤独な作業。ライバルと競うことは私自身嫌いではないが、国家試験、公務員試験などは1日に十数時間の勉強が必要になるため、最終的には、自分自身との闘いの方が大切。それを小中学生のうちから意識しておくことが大切。

 

メリット⑥オリジナルテキストがある

・単価を抑えるため大量発注する必要があり、毎年細かく変更することはできないので、決して青森県の受験をふまえていない可能性。

・一般的な内容に、表紙をつけかえただけのものもあるかも。

・本当に塾で細かく編集をし、年度ごとに作り変えているのであれば価値はある。

 

メリット⑦提供される情報が豊富

・親や子どもが積極的に情報を探すようにする(ご家庭でも自ら調べ考えることをして欲しい)。すでに通っている人から得られる情報の方がよっぽど重要。

・青森県の受験情報はそれほど難しいものはない。

・高校受験で、合格点を知りたがる中学生がいるが、合格点はあまり重要ではない。その年の難度によって、合格点は数十点も変化する。全県テストの偏差値で判断すればよい。

 

メリット⑧授業料が比較的安い

・確かにそう思うが、A-SCHOOLの通いホーダイも、自分でできることはするようにして、集団化することにより、低価格を実現。他の自立学習もそれほど高くない印象。

・自分で難しい勉強を進められる勉強法を身につけることができれば、永久にタダでレベルアップができる。